エンジニアリング適用|H形鋼・厚板
H形鋼・厚板部材の溶接自動化を、エンジニアリングの観点で確認する。
H形鋼・厚板部材では、板厚、開先、多層多パス溶接、ルートギャップ、変形、位置決め、トーチの到達性などを確認し、ワーク条件に応じてH形鋼ロボット溶接、ロボット溶接セル、自動開先加工を組み合わせます。
対象ワーク
H形鋼・厚板のワーク例。
H形鋼と厚板を組み合わせた構造部品の溶接が対象です。形状が似ていても寸法やリブ配置が変わるワークが多く、ワーク認識と自動動作生成の組み合わせが検討の中心になります。
- H形鋼の梁・柱と、リブ・補強板・接続部材の溶接
- 厚板構造部品の開先溶接・多層多パス溶接
- 開先加工を伴う前工程(ガス切断)の自動化
- 一品生産・多品種少量・混流生産
H形鋼・厚板ワークの典型課題。
01
板厚と開先
厚板では、開先形状・開先精度が溶接品質を左右します。開先加工の自動化とあわせて検討します。
02
多層多パス溶接・ルートギャップ
厚板・大型ワークでは多層多パス溶接となり、ルートギャップのばらつきへの対応が必要です。
03
変形・位置決め
溶接順序、治具、ポジショナーによる拘束と、変形の管理が課題になります。
04
トーチ到達性・検査
到達性と、UT/RTなどの検査要件を工程設計の段階から確認します。
検討の進め方
ワーク条件から、適用可否と構成を確認する。
H形鋼・厚板ワークの自動化検討は、次の順番で進めます。
- 図面・写真・板厚・継手情報から、対象ワークの条件を整理
- 板厚・開先・多層多パス溶接・変形・検査規格から適用可否を確認
- 生産量・混流パターンから、セル/H形鋼ロボット溶接/開先加工の組み合わせを整理
- 実ワークでの試作・溶接検証で、品質と生産性を確認
関連技術:3D認識・自動プログラミング(経路生成) · タッチセンシング・アークセンシング
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製品の組み合わせ/使い分け
目的に応じて、製品を組み合わせます。
H形鋼・厚板ワークでは、目的に応じて次の製品を組み合わせます。製品詳細は各製品ページを参照してください。
- ロボット溶接セル — 特定部品群向けのセル構成。
- H形鋼ロボット溶接 — H形鋼とリブなど変化するワークの溶接自動化(第一候補)。
- 自動開先加工(ガス切断) — 厚板の開先準備の自動化。
業界全体の文脈は建築鉄骨・鉄骨構造を参照してください。
